CADにツーハンドアプローチを導入する際に最も明らかな手順としては、専用の3D入力デバイス、一般的には3DマウスまたはSpaceMouse ®と呼ばれるデバイス、の追加です。3Dマウスは、通常のマウスの機能を補完するもので、3Dコンテンツを同時にパン、ズーム、回転させるための「もうひとつの」手として使用されます。これにより、通常のマウスはナビゲーションタスクから解放され、通常のマウスが最高の性能を発揮できる作業であるカーソルの移動や選択、作成、編集などという操作に集中させることができます。
3Dマウスを使用すると、マウスとキーボードを切り替える必要が大幅に低減します。自由に設定できるショートカットやキーボードスイッチが手や腕の疲労を減らし、作業効率も最大28%1改善します。
品質を犠牲にしなくても、生産性とスピードを向上させることは可能です。SpaceMouseはモデルとの連携を深め、エラー検出とデザイン品質の向上を実現します。
実際に、SpaceMouseを使用したCAD設計エンジニアの84%以上が、製品設計と、設計上の問題を検出する能力が目に見えて大幅に改善したと報告しています。1
これは、皆様のチームが締め切りまでに、より高品質かつより多くの成果物を生み出せるということです。それは、短時間で回収可能な投資といえます。
以下で、具体的な数値を検証してみましょう。
SpaceMouse Proへの投資により、
ごく控えめな予想に基づき、生産性が5%向上したとします。
1時間当たりの時間節約: | 3.00 分 | |
1週間当たりの時間節約: | 3.00 x 40 (1週間の勤務時間) | = 120 分 (2 時間) |
1年間当たりの時間節約: | 120 x 44 (1年間の勤務週数) | = 5280 分 (88 時間) |
88時間 x $50 (エンジニア時給) = $4400
$4400 – $299 (SpaceMouse Pro の希望小売価格) = $4101 (エンジニア 1人当たりの 1年当たりの節約額)
予想投資回収期間 = 3 週間 (3週間の節約額 = 6時間 * $50 = $300)